鳥取県職員には５日間の夏期休暇が与えられます。

６月から９月までの期間に一日単位で取得できます。

いつもの年であれば北アルプスか南アルプスへの遠征で使うのですが、今年はコロナで出にくい。

９月も中旬に入ったのですが、まだ、３日も残っている。

仕事も忙しくない、というよりも暇で毎日何をしようかと考えながら職場に行っている状態なので夏期休暇を使うことにしました。

近くの山にでも行こうかと思いましたが少し疲れ気味なので、夏期休暇本来の趣旨であるリフレッシュにつかうこととし、奥さんを誘ってお出かけしました。

昼前に家を出て、昼食は伯耆町の「そば処伊田農園」、そば定食１，０００円。

なかなか美味しいものの少しお高いかな？

そして目的地は南部町の祐生出会いの館でやっている「満州国資料展」。

うちの伯母（父の１６，１４歳年上）２人が満州に行っていて、従兄弟の多くが満州生まれなので凄く興味がありました。

伯父の１人は商売をしていて、２０年５月に４３歳で赤紙が来て関東軍に所属していて、戦後に朝鮮東部でソ連軍に降伏した際は、このままではシベリアに連れて行かれると思い、著てる物を全て売って、ステテコとシャツと麦わら帽子で歩いて逃げ、トラックと鉄道で奉天の家族のもとまで逃げたそうです。

もう１人の伯父は満鉄の職員で、こちらも無事に帰っています。

従兄弟達も無事に帰って来ており、従兄弟会で従兄弟の年長者が奉天私立平安中学校卒業になっていると言っていましたが、ほとんど勉強出来なかったんだと思います。

満州の地図、軍の布告、いろんなポスターを興味深く館賞しました。