山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

昨日は若手職員への研修

昨日はうちの課の若手職員に対する間伐技術研修。


あいにくの雨


皆カッパ


そこで一言


山に行くときは目立つ色のものを着ること


林内に入ると灌木等で見えない


伐採現場では視認されないと命取りになる


毎年、伐採木の下敷きになって何人か亡くなっている


また、林業の死亡災害の一つにハンターによる誤射が


数年間隔で起こっている


私はオレンジ色のカッパを着ている


5.64mの釣り竿を回し100㎡を特定し


その中の樹木の樹高、胸高直径、枝下高を計測


その後、どの木を間伐するのかを解説


樹木測定はアナログな方法とデジタル的な方法


基礎のキを教え込む


帰ってきて、樹高と胸高直径から単木材積を算出


100㎡内の本数、材積を算出し


100倍してha当たりの資源量、立木密度を算出


ha当たり材積、本数から


幾ら間伐するのかを検討


本数間伐率41%でも材積では16%


間伐する木を考え無いと間伐の効果が無い


様々な検討方法を解説

入院前の最後の仕事を終えました。


室内研修の最後、同僚が最新の資源分析法を


教えている時、座って下を向いていたら寝ていた


自分が教えていたときは眠気なんか感じなかったのに


午前中の山歩きが効いているのか


一瞬で眠りに落ちてしまった


技術、知識はあるが林業現場で働く事に


限界も感じるこの頃です。


若手職員研修は3回シリーズ


次回は10月中旬


木造住宅構造見学


住宅部材と使用木材を解説する予定です。

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