日本の戦後賠償
本日はサンフランシスコ講和記念日です。
1952年の本日、前年に調印されたサンフランシスコ平和条約が発効し、
日本の主権が回復しました。
条約は、ソ連、チェコ、ポーランドを除くアメリカを
はじめとする49の連合国と日本との間で結ばれ
賠償はフィリピンに5億5,000万ドル、ベトナムに3,900万ドル
その他の条約当事国は賠償請求権を放棄しています。
賠償とは別に、条約当事国に対して日本は在外財産237億ドルの処分権を認めています。
さらに捕虜に対する償いとして赤十字に英貨換算450万ポンドを支払い
赤十字が各国に配分しています。
韓国へは1965年の日韓請求権・経済協力協定で
、財産・請求権問題の解決を確認し、
5億ドルの経済協力(無償3億ドル、有償2億ドル)を実施した。
個別の平和条約に基づき、ビルマに2億ドル、
インドネシアに2億2,308万ドルの賠償を供与し、
インドは賠償請求権を放棄しました。
ソ連は1956年の日ソ共同宣言で、日本に対する賠償請求権を放棄、
中国とは、1972年の日中共同声明で消滅しています。
賠償や経済協力の借款をくわえた総額は
264億2,864万8,268ドル、1兆3,525億円余となっています。
残るは北朝鮮ですが2002年9月17日の日朝平壌宣言で次のようになっています。
「双方は、国交正常化を実現するにあたっては、1945年8月15日以前に生じた事由に基づく両国及びその国民のすべての財産及び請求権を相互に放棄するとの基本原則に従い、国交正常化交渉においてこれを具体的に協議することとした。」
さて、本日はその他、象の日、シニアーズデイ等になっています。
象の日
1729年の旧暦の本日、ヴェトナム産の象(アジアゾウ)が中御門天皇に謁見し。従四位広南白象の位階と称号が送られました。
シニアーズデイ
「シ(4)ニ(2)ア(8)」の語呂合わせで、40代以上の世代が共感できる音楽・メッセージを発信するために、音楽家の中村泰士氏が制定しました。
出来事です。
711年、ムーア人がジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島に侵入し、アルハンブラの丘を占領して定住しました。
1908年、第1回ブラジル移民を乗せた笠戸丸が神戸港を出港しました。
1920年、朝鮮の王世子李垠と日本皇室の方子女王が結婚しました。
1945年、イタリアの独裁者ムッソリーニがパルチザンに捕えられ銃殺されました。
1952年、日本と中華民国が日華平和条約に調印、日中戦争が正式に終了しました。
1964年、週刊誌「平凡パンチ」が創刊されました。
1988年、ハワイ上空を飛行中のアロハ航空機の屋根が吹き飛び、客室乗務員が1人死亡するも、墜落は免れました。
2003年、日経平均株価がバブル崩壊後の最安値7603.76円を記録しました。
本日は、晴時々曇の予報。
22度まで気温が上がるようです。
本日も元気に頑張りましょう!
