遠山の金さんの日
1840年の本日、遠山の金さんこと
遠山左衛門尉景元が北町奉行に任命され
遠山の金さんの日になっています。
遠山左衛門尉景元
美濃国恵那郡で5,401石を領していた
旗本明知遠山氏の分家500石の5代目である。
1793年9月27日に生まれ
父親が養子に入った後、養親に実子が生まれ
父親の養子となっていた。
その後に景元は生まれ
複雑な家庭環境から、家を出て町屋で放蕩生活を送り
桜吹雪伝説が残りますが真偽の程は不明です。
21歳の時に4200石の娘と結婚
4200石の娘が500石に嫁入り
という格違いの結婚であったが
父親が長崎奉行ということで将来性を見込まれたようです。
32歳で家督を継ぎ
小納戸→小普請奉行→作事奉行→勘定奉行
と昇進を重ね北町奉行に就任
その後閉職の大目付になり
2年後南町奉行に返り咲いています。
7年間南町奉行を勤め、隠居
晩年まで幕府の要職を歴任した能吏でした。
63歳でなくなっています。
どうも晩年、痔を患い馬に乗れなくなり
駕籠を使える身分ではなかったので
その許可を求め許されています。
4男4女をもうけ
知行所は上総国夷隅郡岩熊村の内 300石、
下総国豊田郡今泉村の内 217石6斗5升7合196勺
樋橋村の内 53石2斗5升9合399勺
中居指村の内 2石4斗1升9合
となっています。
幕府の能吏で様々な逸話を残し
遠山の金さんほか
様々な時代小説に登場しています。
本日はその他、出会いの日、ミニの日等になっています。