硫黄島の戦い、最後の総攻撃の日です
本日はこれを書きたい。
硫黄島の戦いで日本軍の最後の総攻撃が行われました。
1945年2月16日にアメリカ軍は
空母16隻、戦艦8隻、巡洋艦15隻、駆逐艦77隻等800隻の艦艇で
硫黄島を包囲、総動員数25万人
艦砲射撃と1200機の艦載機による空爆を加え
19日に上陸作戦を決行
日本軍は陸軍13,586人、海軍7,347人
計20,933人が地下洞窟に籠り応戦
アメリカ軍は5日で占領できると見込でいましたが
日本軍の猛烈な応戦により
3月17日までの1か月を要して島の全域を占領
日本の大本営は17日に硫黄島守備隊が玉砕したと発表
3月26日未明、
栗林中将以下残存兵400名による総攻撃が行われ、
日本軍の組織的な戦闘が終結しました。
日本軍は17,845-19,900名が戦死
対してアメリカ軍は戦死6,821名、戦傷21,865名の損害を受けた。
太平洋戦争中、アメリカ軍の損害が日本軍の損害を上回った唯一の戦闘となりました。
戦後の研究によると硫黄島の戦いにおいての
日本軍1人の戦闘能力とアメリカ軍1人の戦闘能力と比較すると
5.132倍という結果が出ています。
日本の領土で行われた最初の戦闘
本土を守るために必死で戦ってくれたんだと思います。
硫黄島の戦いで倒れた英霊の遺骨の多くが
いまだに島に残されたままになっています。
早く、収集して帰還させて欲しいものです。