昔は山に木が無かった
本日は中国の植樹節です。
定年前は、それなりの役職にいましたので、鳥取大学や米子高専、日野高校等に森林・林業についての出前講義に出かけていた時期がありました。
その時、真っ先に「昔の日本は禿げ山だらけで、今が一番緑豊かなんだよ」と戦後、米軍が撮影した航空写真と近年の航空写真を比べて見せながら説明していました。
古い航空写真で検索すると昔の航空写真を見ることが出来ます。
鳥取県で言えば、戦中の強制伐採、農耕牛の飼料にするための草刈山、農閑期には農家の方々が山に入って炭焼きをするために森林を伐採したので県土の約1/7が禿げ山でした。
そこを植林していったので農耕が始まってからでは今が一番緑が豊かなんだよと説明すると皆さん一応にびっくりされます。
日本はさておき、中国です。
中国4000年、5000年という長い歴史のあるお国ですが、戦乱の歴史と言って良いぐらいです。
昔中原と言われていた豊かな穀倉地帯は、現在は砂漠化しております。
文明が発達すると燃料が必要で、燃料は周辺の森林で得ようとします。
古代文明のほとんどが都市の拡大と周辺森林の伐採、森林の枯渇と環境悪化により砂漠に埋もれながら衰退しています。
メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明ですね。
この中で唯一黄河文明だけが今も栄えています。
実は黄河文明も森林伐採が進んで衰退しかけた時期がありました。
その時に石炭が採掘されたので文明が途絶えることが無く現在に至るわけですが、庶民の燃料としての薪炭は必要で徐々に砂漠化が進んでいきました。
春になると黄砂が降ってきます。
そこで中国では1979年、3月12日を植樹節と定めて、以来27億人の人々が120億本以上の苗木を山に植えています。
今では世界一人工林の多い国になっています。
しかしながら中国は広大で、まだまだ禿げ山や砂漠が多いですが、将来は文明が芽吹いた頃の緑豊かな中国に戻り、日本に黄砂が来なくなる時代が来るかもしれません。
また、本日は東大寺でお水取りがあるようでうす。
世界反サイバー検閲デー、財布の日、モスの日、スイーツの日なんかにもなっています。
コロナが全世界に広がっているようです。
コロナによる世界恐慌が始まるのかもしれません。
批判もありましたが、安倍首相の学校休校要請とイベント自粛により、日本はコロナの拡大が最小限に止まっているように思います。
春になって終息してくれることを願うばかりです。
本日も良い日になるように元気に頑張りましょう。