山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

下院選挙で大統領が決まった日

本日の出来事を見ていて目に付きました。


1825年の本日


アメリカ下院で大統領が選出されました。


大統領選挙には4人が立候補し


選挙人の投票では下記のとおり過半数を獲得した候補がおらず


ジャクソン   99票


アダムス    84票


クロフォード  41票


クレイ     37票


上位3名による下院選挙で


アダムス    13票


ジャクソン    7票


クロフォード   4票


なんと選挙人選挙で2位だったアダムスが当選して大統領になりました。


ちなみに副大統領は


ジャクソンとアダムスが同じ人


ジョン・カルフーンを候補としており


選挙人選挙で過半数を獲得して副大統領に決まっていました。


複雑なアメリカの大統領選挙


下院の選挙にもつれ込んだのはこの1回のみです。


当時のアメリカの政党は民主共和党1党


党の中の予備選挙で候補を一本化できていませんでした!


選挙人選挙で1位だったジャクソンさん


当然、自分が選出されると思っていてこの結果


選挙人選挙4位のクレイが国務長官に選ばれると


談合があったんじゃないかと


アダムスが大統領期間


ネガティブキャンペーンを繰り広げ


4年後の大統領選挙で勝利しています。


どこの国でも政治の世界は


まさかと言うことがあるんですね!


皆さんもまさかの局面に追い込まれないように気を付けましょう!

×

非ログインユーザーとして返信する