山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

二・二六事件と海軍

本日は、やはり二・二六事件ですね。
日本のクーデター未遂事件と言われています。
しかしながら、他国のように首謀者が政権を握ろうというものではなく、決起して君側の奸を取り除き、陸軍の上層部を通じて天皇に昭和維新を訴えています。
確たる青写真が有るわけでも無く、自分たちが魁にになればという想いであったようです。
政府も総理官邸が襲われ、岡田総理は反乱軍が秘書を総理と間違えて助かったものの大蔵大臣等が亡くなり、陸軍を押さえれなくなっていた。
陸軍大臣が反乱軍の決起趣意書を天皇に読み上げて状況を説明したところ、陛下は「何故、そんなものを読む、速やかに事件を鎮圧せよ」と命じて、政府全体で鎮圧の方向に向かった。
この時、陛下が「良きに計らえ」という方だったら日本の歴史はどうなっていったんでしょうか?
陛下が生涯で2回、政府が機能せずに英断を下したのはこの時と終戦の時と言われております。
この時に陸軍全体が鎮圧に向かったのは当然ですが、海軍は当初より決起部隊を反乱軍と位置づけて、陸戦部隊を東京に向かわせたと共に第1艦隊を東京湾に向かわせ、戦艦長門以下の各艦が砲を反乱軍に向けていました。
まさに一触即発の状態だったんですね、陸軍の出方によっては陸軍対海軍の内戦になったんでしょうか。海軍の艦砲射撃で反乱軍の占拠している都内は、無茶苦茶になったんでしょう。


歴史を振り返るといろんな事が見えてきます。
この日は、日本の歴史を分けた日で有ったのだと思います。


この事件で死刑に処せられた17人の中の民間人2人のうちの1人、西田税さんという方は鳥取県米子市出身で生家の近くに石碑が残っています。


そのほかの出来事ですが、
1815年 ナポレオンがエルバ島を脱出しています。
1966年韓国軍がベトナムで虐殺事件を起こしています。


毎日色んなことがありますが、今日も頑張りましょう!
きっと良い日になります!

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