山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

ガッツポーズ

本日は、メートル法公布記念日です。
1921年のこの日、日本で改正「度量衡法」が公布され、法律によりメートル法を使用することが定められたことにちなんでいます。


もうひとつ ガッツポーズの日です。
1974年のこの日、日大講堂で開催されたボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチで挑戦者ガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスをKOしてタイトルを奪取しました。
その時のガッツ石松の姿を新聞記者が「ガッツポーズ」と表現したことから、この言葉が一般に知られるようになったそうです。
この時のタイトルマッチのチャンピョン、戦績59勝50KO5敗、しかもその前5年間の敗北は一階級上の名王者に喫した1敗のみという王者で、対するガッツ石松は26勝14KO11敗6分。
下馬評ではガッツは99%勝てないと言われる程のひどい予想でした。
この日のガッツ石松は絶好調で互角に打ち合い、8回に動きの鈍くなったチャンピョンを幻の右と言われたワンツーパンチで倒しています。


ガッツ石松さんを調べると面白い逸話がぞろぞろ出てきます。


池袋でヤクザ8人と喧嘩して、全員KOして現行犯逮捕された池袋乱闘事件を起こしています。結局、正当防衛が認められて2日で釈放され、プロボクサーライセンスも剥奪されませんでした。
その時の事情聴取で「チャンピオンはいついかなる時でも誰の挑戦でも受けなければならないと賞状に書いてある。」と供述したと言われています。
本当は、相手がどんな挑戦者であろうと「組まれたマッチメイクを受ける義務」の規定だそうで、ガッツさんらしい間違え。


世界戦のファイトマネーでボロ家に住む両親に新築の一軒家をプレゼントしています。その時、奥さんと娘さんの3人暮らしも決して裕福では無かったのですが、奥さんに「世界チャンピオンになった、このファイトマネーは俺にくれ、実家の暮らしを助ける為に俺はボクシングを始めたんだ。俺は、これから必ず5回は防衛するから」と言い、奥さんもそれを認めたそうです。その後、見事に約束通り5回の防衛に成功しています。


その後、芸人、俳優で活躍しますが、橋田壽賀子から直々の指名で「おしん」に抜擢されて出演しています。
「チャンピョンだったのに天狗にならずに芸人、役者として一生懸命に頑張っている。あんたが一生この業界で食っていけるようにこの役を用意したんだ。」と橋田壽賀子に言われ、人目も憚らず号泣したと言われています。


いろんな逸話があり楽しいガッツ石松さん、本名は鈴木有二、どうしようもないおっちょこちょいなので森の石松から命名したそうです。


出来事ですが
 800年 富士山の永暦噴火が起きています。
1814年 皇帝ナポレオンの退位とエルバ島への流刑が決まりました。
1951年 トルーマン大統領がマッカーサーを解任しています。
1961年 イスラエルでアイヒマン裁判が始まっています。
イスラエルはアルゼンチンからアイヒマンを拉致して裁判にかけて死刑に処しています。イスラエル建国以来執行された唯一の死刑だそうです。
アイヒマンに関わらず、ナチスの戦犯はイスラエルに追われ続けて、2000年代に入っても相当な高齢者が裁判にかけられた報道を目にしています。


2001年 サッカーのオーストラリア対アメリカ領サモアの試合で31-0という国際Aマッチの最大得点差試合がありオーストラリアが勝利。
少年サッカーではこういう一方的な試合は良くありますが、国際Aマッチでこれほどの点差がでるとはなんともです。


鳥取県での昨日、コロナ感染者が出ました。
不要不急な外出はするなとのお達しが出ていますが、元来アウトドア派の私です。散歩の足らない犬状態になるので近所をブラブラしてきます。


皆さんも家に閉じこもらず、人との接触の無い方法で週末を楽しみましょう。

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