山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

組合活動で出世しました

50前の職場で組合の職場支部の書記長を勤め、組合活動らしきことはせずに飲み会ばかりして、しかも管理職を仲間外れにするという暴挙をはたらき、飛ばされました。

飛ばされた先で2年目にまた、職場の書記長にさせられました。 

職場の書記長の役目として、職場要求をまとめて管理職に要求するというものがありました。

という事で私は皆のポストが低過ぎ

るとして3つのポストを要求しました。

一つは、私のポストは昔は8人の方が専門技術を教えていました。

それをリストラして、私一人が8つの専門分野をカバーさせられている。

あんまりじゃないか!

その時の組織は補佐級の私と技師級の部下の二人体制で林業の専門技術を普及しており、その部下が凄く能力と専門技術を持っているので私の持たされている8つの専門分野をシェアして、彼に持たせるので係長職にしてくれないか。

これはそれもそうだなという事でうちの組織は補佐+技師が補佐+係長になりました。

もう一つ、農業の専門技術を普及している方々の多くは博士号を持ちその世界では先生と崇められている。そういう専門家を係長級というのはおかしいだろう、少なくとも補佐級だろう。

これもそうだろうと言う事で、歳の若い1人以外は補佐級に昇任。

もう一つはこういう農林業の専門家を統括する室長が補佐級というのは評価が低すぎる、課長級じゃないかと。

これもなる程ととして通ってしまった。

全部、要求が通りましたが、実は私のポストも前前任者は課長級。

なので次の年は書記長じゃ無いんですが、所属長にバランス的に課長級じゃないかと要求して、所属長が課長級で通してしまいました。

そんな訳で組合活動で私は補佐級だったのを課長級にしていただきました。

仕事もそれなりに一生懸命にやっていましたのでそちらの評価もあっての事とは思いますが、決め手は組合活動と強力な所属長だと思っています。

背景には行き過ぎたリストラと専門家に対する評価の低さがありました。

どうでしょうか?

博士号を持つ、あるいはそれに匹敵するような専門家は補佐級か課長級じゃないとおかしいと思うのです。


8年間、この仕事をして、最初は補佐+技師だったのを課長+補佐にしてくれました。

我々2人の仕事を評価してくれたんだろうなと思うこの頃です。

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