本日の歴史を振り返ると749年に皇太子阿倍内親王が孝謙天皇として即位しています。

阿倍内親王は、718年に先帝の聖武天皇と光明皇后の子として誕生し、天皇と皇后との間に男子が生まれなかったので、738年に立太子して、史上唯一の女性皇太子となっています。

20歳で皇太子になって、31歳で天皇に即位されたんですね。

758年に淳仁天皇に譲位し、太上天皇となりましたが、764年に淳仁天皇を廃位して、称徳天皇として再度即位され、770年に52歳で崩御されています。

いやあ、女性の皇太子が存在したんですね。

そして、46代、48代の天皇として15年間君臨した訳です。

女性天皇は８人１０代存在しますが、この孝謙天皇以前の女性天皇は、結婚して子孫がいますが、孝謙天皇以降の天皇は生涯独身で子孫はいません。

天皇陛下の最も重要な務めは神事であり、常に清浄な状態で神事を執り行う必要があると言われています。

女性特有の出産や月経も、神道においては「穢れ」となるので、女性天皇は天皇の本質的部分である祭祀を、不十分な形でしか執り行えなかったそうです。

大事な神事の時に月経になれば、摂政が代理を務めるか延期するしかなかったんですね。

だから後代の女性天皇は独身で通されたんですかね。

不自由なもんですね。

愛子さまが即位されたら恋愛もできないし、結婚も出来ない？

今の世の習いに合わせれば良いのにと思いますが、周りがゆるさないのでしょうか？

さて、本日８月１９日は、バイクの日、俳句の日、世界人道デー、ハイキュー!!の日になっています。

７４５年、唐の玄宗皇帝が絶世の美女を楊貴妃として迎えています。
玄宗皇帝はその美貌に溺れて国を危うくしてしまったと言われています。

１９４５年、マニラに飛んだ日本の全権がアメリカと降伏交渉を行っています。

１９８９年、ハンガリーで大量の東ドイツ市民がオーストリアに越境する汎ヨーロッパ・ピクニックが起こり、共産諸国が崩壊していきました。

１９９１年、ソ連で８月クーデターが起き、守旧派がゴルバチョフ大統領を軟禁し一時政権を掌握しましたが、ボリス・エリツィンロシア大統領の抵抗により失敗して、ソ連が崩壊していきました。

中国の共産党政権もどうなるのでしょうか？

本日も暑くなりそうですが、山陰では朝夕が涼しくなってきました。

暑さが去り、過ごしやすくなればと思います。

もう少し暑さに耐えないといけませんね。

本日も元気に頑張りましょう！