山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

本日はきのこの日です

10月15日、本日はきのこの日です。


日本特用林産振興会が1995年に制定しています。


10月はきのこ類の需要が高まる月で、その月の真ん中の15日を記念日としたようです。


県の林業職員は椎茸を始め、様々なきのこ栽培に関わっています。


鳥取県を始め全国で椎茸栽培が盛んで昭和50年台までは、乾し椎茸を香港を通じて中国本土に輸出していました。


中華料理の食材として珍重されています。


黒いダイヤと言われ中間山地域の貴重な収入減となっていました。


外国為替市場での円高により輸出が難しくなり、反対に中国からの粗悪な輸入品により国内相場が暴落して、現在では往事の1割に満たないのでないでしょうか?


現在は生椎茸を主、乾し椎茸を従とした栽培によって儲けている農家が多いようです。


椎茸は春、秋に一斉にでるのでそれを乾し椎茸にするわけですが、きのこの品種改良の結果、夏にも椎茸を収穫出来るようになっています。


夏菌と言われていますが、水槽に原木を漬けることによって発生を促し、ハウスで加温して栽培していますので、年中途切れること無く椎茸が手に入ります。


生椎茸をパック詰めして販売し現金収入を得ながら,春の一斉にきのこが発生するような時期では乾燥させて,乾し椎茸を作っています。


山のクヌギ、コナラを秋の紅葉直前に伐採して、葉っぱをつけたまま、山で1月乾燥させてから種菌を植えて,山で伏せ込むと一夏・ふた夏を過ぎた秋にきのこが出てきます。


椎茸は刺激を与えれば与えるほど出てくるきのこで、原木の上下を反対にしたり、叩いたり
給水したりして刺激を与えて発生させています。


椎茸には鋸屑とぬかなどを混ぜた菌床で発生させるものと原木から発生させるものがあります。


食べ比べると原木の方が断然に美味しいですね。


本日は原木椎茸を買ってきてご賞味いただければと思います。


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