山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

余部鉄橋列車転落事故

1986年の本日、回送中の列車が強風にあおら


れ鉄橋から転落する事故が発生しました。


この事故で橋梁の真下で列車の直撃を受けた


民家と水産加工場が全壊、工場にいた主婦5名


と車掌1名が亡くなりました。


客車の食堂販売員3名と工場の3名が重症


を負いました。


機関車は転落を免れ、民家は留守だったので


機関士と民家住人は無事でした。


事故は山陰本線開設時の最大の難所であった


余部鉄橋でおきました。


1912年に架橋されて山陰本線は全線開通し


しましたが,地上40m以上で海からの強風が


あたる場所でした。


事故当日は風速33mを記録したと言われ


ています。


青い屋根の建物が落下した列車の直撃を


受けた工場です。


冬の季節風が強いのですがこの谷地形が


風速を強めたんですね。


当時、鳥取から東京に行くのは寝台列車


出雲号が主でしたが、この事故以降、風


が吹くと遅れて困っていました。


現在はコンクリート製の橋に掛け替えら


れ、風の影響は少なくなりましたが、寝


台列車出雲号は廃止となり、この橋を渡


ることも無くなりました。

さて、本日は官公庁御用納め、


ディスクジョッキーの日などに


なっています。


私は本日休暇で25日が仕事納め


でした。

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