交通事故の被害者が浮かばれない!
昨日は研修会
弁護士さんのお話を聞いてきました。
交通事故によって、脳に起きた障害に対する補償について
1 因果関係
2 後遺障害の具体的内容
3 後遺障害としての評価
この三点を立証する必要があるが非常に難しい
脳を解剖する訳にはいかない
脳の神経コードが断線していることを推察させる客観的な事実をあげる
MRI、CT等の画像、一定期間の意識障害の継続の有無
障害の具体的内容
診察では実態が解りにくい
長時間一緒にいる人の記録した具体的なエピソードが大切
家庭、リハビリ、介護担当者。学校、同僚
△記憶力が悪くなった
〇令和5年10月30日 やかんに火をかけていて、電話に出たら忘れていた。こういうことは毎日有る。(こういう記録)
こう言う記録をもとにした医師の後遺障害の評価が必要
「できる」という意味
〇 ひとりでやっていけるか
✖ 動作として可能かではない。
裁判では医師の意見書、鑑定書を証拠として提出
なかなか因果関係が証明できない
和解勧告が多く
不成立時は裁判官次第
判決になると厳しいものになるケースが多い
事故前にはそんな症状がなかったのに
事故後はでたと言うだけではダメ
被害者が救われない酷すぎる状況にある
こう言う背景を踏まえて医療側も
意見書、鑑定書にあり方を考えて欲しい。
こんな内容でした。
脳に限らず、身体の不具合を証明するのは非常に困難です。
人の痛いのは何年も我慢できる。
補償というからにはその痛みや不具合を明確にし
因果関係を証明しろと言う世界である。
補償裁判の最前線にいる弁護士の話を聞くと
中々被害者が救われない、浮かばれない
そんな重い気持ちになる研修でした。
