鳥取県立博物館に企画展「青谷上寺地遺跡の世界」を見に行ってきました。
高速道路の敷地になるので発掘すると大規模な弥生集落の遺跡であることが判明し、発掘された頭蓋骨の中に脳が残っていて話題となった遺跡です。
１０９人分の人骨が発掘され、DNA分析の結果、古来の縄文系が3%、残りは大陸からのいろんな系統の渡来人であり、相当交流の盛んな所であるとしています。
発掘されたものは非常に価値のあるものが多く１３５３点が重要文化財に指定されています。
木製品が多く、４３５点が指定され、次いで骨角牙貝製品が３３９点が指定されています。
木製品や石製品にはその高い加工技術が見てとれました。
なかなか、良い企画展で楽しい休日になりました。
コロナの影響が人も少ないのも良かったですね。