山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

硫黄島の戦い

本日は、1945年米軍が硫黄島の全島を占領した日です。
16日、司令官栗林中将(17日大将に昇進)が本土に訣別の電報を打ち、翌日残存兵に総攻撃を命じています。
その後、出撃の機会を見いだせず、海軍部隊と合流し、26日、アメリカ陸軍航空基地に残存兵400名で必至の夜襲をかけ、アメリカ側、53名が戦死、119名が重傷の損害を与えて、組織的な戦闘が終息したとされています。
この時、海軍の市丸少将が英文の『ルーズベルトニ与フル書』を遺書として身につけて出撃し、米兵に見つけられ、7月11日アメリカの新聞に掲載され、現在はアナポリス海軍兵学校海軍博物館にあるようです。
日本軍は物量・兵力とも圧倒的に不利な状況下に有りながら、頑強に戦い、米兵の約5倍の戦闘力を示したと後の研究で明らかになっております。
本土にいる家族のために必死で戦ってくれたんでしょう。
事実、硫黄島の戦いでの日本軍の戦いでアメリカが本土への上陸作戦を回避し、占領政策にも大きな影響を及ぼしたといわれています。

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