里見氏終焉の地
安房館山藩として12万2000石の大名で
あった里見氏は1613年に改易となり、
伯耆倉吉3万石に転封となっています。
現在の鳥取県倉吉市です。
3万石格というだけで100人扶持が
与えられた実質は配流と同じ扱いでした。
1622年、里見忠義が病死すると、跡継
ぎがいないとして改易されました。
その里見氏の菩提寺が大岳寺です。
この寺は世界最古の会社である金剛組が
建てた本格的な木造建築です。
連休なので近くで行った事の無い、この
寺を訪ねてみました。
境内に里見氏の墓が残っています。
殉死した8人の家臣とともに眠って
います。
明治天皇の三代前の光格天皇は倉吉出身の
大江磐代が母親で、この寺にはその母親の
墓もあります。
少し荒れていますが高松宮妃が香料を下賜
したとの碑も残っています。
倉吉の街中を歩いて、お腹がすいたので
お昼は近くの中華料理店に入り、
奥さんは鳥取牛乳麺、少し分けて貰いましたが
なかなか美味しい。
私は具だくさんの五目ラーメン。
少し醤油辛いのでイマイチでした。
意外に近くの名所はいかないものです。
遠くに行くのも良いが近くを歩くのも悪くないですね。




