山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

会計検査院からの質問

50〜60年生の森林を間伐して、なんで合板工場へはその間伐材の40%位しか出ていないのですか?
この質問に対して、合板工場の規格に合わないものが多いと回答。
具体的には積雪県であり、苗木の時に雪圧で根元が曲がって育ったものが多く、間伐ではそういうものを真先に伐る。
根元からの一番玉は曲がりがあるので出せない。2番玉は細くなり、規格の太さに足りない。
その他、ヒノキはまだ若く、一番玉の中でようやく出せるものがある。しかしながら、全体の1割位なら1週間貯めてもトレーラー1台分にならない。小さな車両で出すと運送費がかかり赤字になる。
柱角を出す市場に同時にトレーラーで出す。
頭の良い調査官には理解していただきました。
積雪地帯の林業の1つのハンデです!

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