山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

竹林は厄介者なのか?

若竹とワカメの煮物。


奥さんの手料理


美味しゅうございました。


竹林はタケノコが採れるし、竹材も採れるので


昔は貴重な物でした。


手入れされた竹林は綺麗な物です。


昔は物干し竿は竹、建物の壁には竹を編んで


泥を塗り込む土壁がほとんどでした。


いろんな道具を竹で作っていました。


こういう需要が無くなり、竹林が放置されて


各地で問題となっています。


2年前でしたが県会議員がとある竹林を


問題視して、現場に呼び出された事があります。


竹林を見ながら「森林としてどうなんだ?」


とおっしゃる。


相隣関係としては問題はありますが、森林としては何の問題も無い!


と真正面から反論してやりました。


議員先生、驚いたのか


何の解決にもならない、解散だ!


なんなんだあいつはと思い事務所に帰ると議員先生


うちの課長に「竹林について勉強させてくれ」


どうも議員先生、竹林があると斜面が崩れやすく、危ない


どうして林業部門はこんな竹林を放置しているのか


ということを主張したかったらしい


そこに自信を持って全く問題無いと言われて面食らったみたいです


林試の研究員を呼んで、問題の竹林を解説


まず、断層が重なり、過去に小規模な地滑りを起こしている


その跡に竹を植えて保全している


竹林は崩れやすいとした妄言があるが


森林学会では反対に最も崩れにくい植生と評価している


懇切丁寧に教えてやった


議員先生、誤解していた、大変勉強になった


と素直に乾燥を述べて帰って行かれた


その議員先生、県の景観対策事業を市に要望して


市は6月補正に予算要求する。


県もよろしくと言ってきた。


県は補正の査定に入っている。


どう考えても9月補正ですね。


それにしても議員先生というのは横暴です。


バックに県民がついているので言えるし


こっちも聞かないといけない。


そんなこんなでバタバタの新年度です。


本日も頑張りましょう!

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