山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

樹木の寿命は何年?

写真は立山の天然杉の中で最大級の仙洞杉
(幹廻り9.1m、樹高21m,樹齢300年以上)です。


樹齢300年以上というのは解らないのというのが正解で、


伐採された木の太さと比較して推定したのでしょう。


樹木の寿命ですが、私見で言えば1年とも言えるし、万年とも言えます。


樹木は、上にも横にも成長します。


ただし、成長して新たな年輪が出来ると中の年輪は死んでしまいます。


一本の大きな木でも生きているのは外側のごく一部なのです。


つまり、1年1年で新たな世代が旧世代の上に生まれ、


同時に旧世代は死んで新たな世代の骨格になる。


つまり寿命は1年。


大きな木、日本で言えば屋久杉、数千年ですが、


数千年の植物遺体の上に1年生のものが乗っかっている。


ヨーロッパでは万年の組織(植物遺体)を持つ樹木もあります。

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