山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

樹木の寿命(続報)

前に樹木の寿命は、1年で千年以上と言われている屋久杉も数千年の植物遺体の上を1年生の植物体が覆っていると書きました。
植物は維管束と言って、葉っぱから根っ子までが導管等で繋がった生命体です。
樹木は維管束が同心円状に連続してあるとイメージしてください。
落葉樹で言えば、春に葉っぱが出て光合成をして、外側に次世代を作り秋に葉を落とします。時間差は有りますが栄養と水の供給が止まり死んでしまいます。
1年1年、次世代に命を繋ぎ、死ぬと植物遺体として次世代の土台となって、大きな樹木となります。
だから皮の部分を大きく傷つけると中に腐れが入り、うろになってしまうのです。

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