面白いアメリカの大統領選挙の仕組み
凄いことになってきました。
選挙から何日も経つのに結果が出ない。
バイデンが勝つみたいですが、トランプは法廷闘争に持ち込むようです。
12月8日が選挙人の確定期限になっていますが、いくつかの州の選挙人が法廷闘争で決まらない事もあり得ます。
そうなると12月14日の選挙人の選挙でどちらの候補も過半数に達しない事もあります。
大統領が決まらないので、議会下院で大統領を選びます。
下院は民主党が多いのですが、この選挙は各州の代表が投票するので議員数では無く、州の代表が民主なのか共和なのかですが、共和党が出てくる州が多いみたいです。
副大統領は上院100名の投票で決まります。
場合によっては民主党の大統領と共和党の副大統領と言うこともあり得ますね。
2000年にフロリダの選挙結果が法廷に持ち込まれて、選挙人の選出が出来なくなる可能性があった時、州議会で選挙人を選ぶ動きもあったようです。
法廷闘争で選挙結果が出ない時は州議会で決めて、選挙人を選出する動きもあるのかな?
選挙人は、決められた候補に投票するのが普通ですが、連邦法での制約はなく、前回もトランプに行くはずの票が2票ヒラリーに行っています。
(州法で制約をかけている州もあるようです。)
まさしく対岸の火事のようなアメリカの大統領選挙。
まだまだ、決着しそうにないので注目しましょう。