山守発電所
倉吉市関金の最奥の山守地区にある発電所です。
倉吉の街に電灯が灯っても電力会社の電線が延びてこない山守地区の住民が昭和5年、電気組合を作り昭和8年に発電所が完成、244戸、505灯に電気を供給したとあります。
地域の電力需要が増えたので、昭和45年から中国電力に売電し、中国電力から電気供給を受け、同時に改修して今の姿になっています。
当初は発電力14.5kw、現在は70kwという小さな発電所です。
山奥の住民が灯火が欲しくて団結し、お金を出し合って発電所を作り、電線を延ばして、初めて灯った電気の灯を見て歓喜した。
小さくてもドラマを感じる施設です。

