山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

同性婚を認めないのは違憲?

札幌地方裁判所で判決が出ました。


アメリカでは、2015年6月26日、最高裁判所が「法の下の平等」を定めた憲法修正第14条を根拠に、アメリカ合衆国のすべての州での同性結婚を認める判決をだしています。


日本では2020年3月4日、東京高裁は同性カップルについて、「他人が生活を共にする単なる同居ではなく、同性どうしであるため法律上の婚姻の届出はできないものの、できる限り社会観念上、夫婦と同様であると認められる関係を形成しようとしていたものであり、男女が協力して夫婦としての生活を営む結合としての婚姻に準ずる関係にあったということができる」と述べて、婚姻に準じる関係であったと認めています。


確かに愛し合っているので家族になりたい。


というのは理解できます。


ただ、法律用語の婚姻。


女偏のある二文字の「婚姻」とは少し違うのかなと思います。


婚姻=子づくり、子孫繁栄というイメージです。


子どもを産んで育てる、年老いた両親を介護して見送る。


当然、妊婦、子ども、老人を社会・家族として支えて行く必要があり


そのための保護が必要で財産相続や扶養等の制度があるんだと思います。


一方で同棲婚。


家族であるが、次世代が望めず、


通常のカップルが担っている苦労も無い


良い所だけを望んでいないのか


そういう意味で私は反対です。


婚姻じゃないパートナー関係を認める制度を作っていくのが良いのだと思います。


しかし、立法府は動かないでしょう!


裁判で勝つしかない。


どうなるんでしょうか?


そんな事を思った今回の判決でした。

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