山好きオヤジの独り言

山の思い出や日々の事を書き留めています。

大学の成績通知

フェースブックの過去のこの日を見ていて、信州大学から息子の
成績通知が来たというのがありました。


娘は愛媛大学に行ったんですが愛媛大学からも成績通知があり、
今はこうなんだと思った覚えがあります。


自分たちが大学に入った時は、入試にも入学式にも卒業式にも保護者
はほとんど来ないという時期でしたので比べるのがおかしいかもしれ
ませんが、通知があるのは有り難いことです。


娘、息子の事が気になって仕方の無い親としてはちゃんと大学に行っ
て講義を受けて、単位を取っているんだというのが解って安心します。


英語で高校を落第しかけて、農学部に行けば英語と縁が切れると思っ
ていた脳天気な私ですが、大学に入ると教養学部で2年間基礎教科を
勉強しないと専門学部に進めないシステムの罠に填まってしまいました。


入試では鉛筆を転がしただけの語学力しかなく、当然講義は解らないし
、試験に通るはずもありません。


当時は優、良、可、不可の4段階評価でしたが、1年生の時は不可のオ
ンパレード、2年生で猛勉強したものの英語1単位、ドイツ語1単位取
れずに留年が決定し、帰省して親に頭を下げたものでした。


英語が出来ないので3浪しないと国立は無理と高校から言われていたの
に現役で受かったので、3浪したことを思えばと親は言ってくれました
が、成績通知が言っていれば山のような小言が来たことでしょう。


それでも私は5年かかって大学を卒業しました。


大学時代、ラーメン屋でバイトしてラーメンと餃子を作っていたのです
が、そこのバイト仲間に、教養学部で3回留年して4年で放校になった
強者がいました。


お前、親には何と言っているんだと聞くと、ちゃんと4年で卒業したん
だが就職がうまくいかず、ラーメン屋に就職したと言って笑っていました。


気の良いやつだったんですが、どうしているのか?


工学部に入学したが卒業しようという気が無かったんですね。


こういう奴は成績通知さえあれば親の監督のもと大学に通わされて、
今頃はラーメンじゃ無くてメーカーで物作りををしていたんでしょう。


娘や息子は親に似ず、母親の成績は聞いていませんので少なくとも私
に似ないで、良い成績でした。


私たちの頃は優、良、可、不可の4段階評価でしたが、今は秀、優、良
、可、不可の5段階評価で優よりも秀の方が良いのも驚きでした。


大学生の子息をお持ちの方、世の中には目を離すと凄い事になっている
大学生もいますので気を付けてください。

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